ジャパンプレミア開催!映画さながら“規格外コンビ”結成!?
11月4日(火)、本国でワールドプレミアが開催され熱狂の渦が巻き起こった直後、日本でも公開を今かと待ちわびるファンが集結し、華やかにジャパンプレミアが行われました。
会場入り口にはフォトスポットが設置され、会場内には“プレデター”が出現するなどイベント開始前からファンのテンションはMAX!同時にSNSではLAで一足先に映画をみたファンの熱い感想が次々に拡散され、ここ日本でも期待値はうなぎのぼり、熱い期待に包まれる中、いよいよ日本最速での“吹替版”上映となるジャパンプレミアが始まりました。
まず最初に登場したのは、エル・ファニング演じる“ティア”の日本版声優を務めた人気声優・早見沙織さん。さらにスペシャルゲストとしてエル・ファニングの大ファンという“さゆりんご”こと松村沙友理さんが登場。
早見さんが演じたのは、主人公・デクとともに“最悪の地”バッドランドをサバイバルする半身アンドロイド・ティア。アンドロイドといえば感情に起伏に乏しい印象があるが、「陽気でおしゃべりなキャラクター」と紹介。「(主人公のプレデター)デクは基本的には字幕なので、ひたすら自分ひとりが喋るタイプのアフレコでしたね(笑)」と振り返りました。
また、何やら緊張の面持ちの松村さんは話を振られ「私はエル・ファニングさんの大ファンでもあるんですけど・・・実は早見さんのことも大好きで、まさかの“二重大好き”が集まりすぎて今日異常に緊張してます」と明かすと、早見さんも「えー!」と驚き。MCからも「隣にいらっしゃるのに目はあんまり合わないし、控え室ではあんなに背筋が伸びてた・・・」と舞台裏を暴露され、「あんまり直視してはいけないと。タダで見てはいけない!とあまり見ないようにしてました」と照れていました。
作品の魅力を聞かれた早見さんは「やっぱりプレデターは本当に長く愛されているシリーズですけれども、プレデターが主人公、そしてバッドランドという地であんなに大きな存在であっても狩られる側になるというのは本当に新しい映画なんじゃないかなと思いますし、そこに欠かせないパートナーとして半身のアンドロイドであるティアがいる。このコンビも素晴らしい見どころかなと思います」と語りました。自身が演じたティアについては「相手の返事がなくてもひたすら自分ひとりで喋り続けているシーンもあって、見ていても、吹替をしていても楽しかったですね」とアンドロイドとしては異色のキャラであることを明かしていました。
松村さんは「ティアの吹替バージョンの時の声も素敵ですけど、普段の声もすごい綺麗!」と早見さんを褒め称え、早見さんは「台本になかったですよ・・・!」と慌てる一幕も。
プレデターは初心者だという松村さんは「想像以上にハートフルでびっくりしました。戦闘シーンはもちろんすごい大迫力で、かっこいいシーンもあるんですけど、心と心の会話というか感情がどんどん生まれていっている感じがすごい素敵で、最後心が温かくなって帰りましたね」と興奮気味に話しました。
「それでは・・・」とMCが話を進めようとした瞬間、突然場内が暗転!スクリーンに映し出されたのは『プレデター』ではお馴染みのサーモグラフィ映像!プレデターが会場に近づいている!?そんな期待感の中、客席中央の通路に今回の主人公・デクが登場すると、会場の熱気も急上昇!
悠々とステージに登場したデクは、プレデター特有の甲殻類のような口元、そしてトレードマークのドレッドヘアとかなり精緻な仕上がり。だがどうもサイズが小さい・・・そして“デク”らしきプレデターは一生懸命何かを伝えようとしている様子なのだが、ヤウージャ語(プレデターの言語)は会場の誰にも伝わっていない様子・・・。MCから「ティアだったら何かわかりますか?」と聞かれた早見さんも「翻訳機能がついているわけではないので・・・」と困り顔。
コミュニケーションが取れず困っている舞台上で“デク”らしきプレデターが手にしたのはバラエティ番組でよく見るテンガロンハット。松村さんは戸惑いながら「まさかとは思いますが・・・ハリウッドザコシショウさんですか?」と尋ね、正体が判明!自身もプレデター大好きで知られるハリウッドザコシショウさんが登場しました。

ハリウッドザコシショウさんは「ハリウッド“デク”シショウです!」とあらためて日本語にチューニングを合わせコメント。本日3時間かけて施したというプレデターの特殊メイクを見た早見さんは感嘆の声をあげ、松村さんは「口の部分どうなってるの?」と興味津々。「デク丸出しでしょ?」とハリウッドザコシショウさんも納得の仕上がりでした。それもそのはず、ハリウッドザコシショウさんはプレデターの大ファン。「ワタシ、シリーズ1からずっと見てまして、こりゃもう新作、やるならもうデクになるしかねーなと思いまして。断固お願いして、来ちゃいましたわ。もう、“なるしかねー!”ですよ!ずっと見てましたから!もうね、プレデターファンですわ!!」と天井知らずの熱量。さらにデクに変身してみて、デクの印象はどうか?と問われると「デクは最初未熟なんですよ。未熟なのに最強の敵を狩ることによってどんどんスキルアップして成長していく。それがもう・・・胸熱ですわ!!ええやん!!!」と太鼓判。
早見さんは「私も吹替の時この気持ちでやっていたので、今から皆さんにもこの想いを持ってスクリーンに臨んでいただきたいですね」と語ると、松村さんは「バラエティのステージでのザコシさんのこの熱量、素晴らしいですね。私も作品を見て大好きになったけどデクになろうという発想はなかった」としながら「でも私、バラエティで最近ザコシ化してるって言われるようになって。私も次はデクになって先輩と一緒に頑張りたいと、いや負けてられないと思いました!」と決意を語るとハリウッドザコシショウさんは「さゆりんご!俺とコンビを組んで芸能界のバラエティをサバイバルや!!」と高らかに宣言、まさかの“規格外コンビ”が誕生しました。
デクとティア、未熟なプレデターと半身アンドロイドという規格外コンビの過酷な旅を描いた本作。二人のコンビの注目ポイントとして「最初はまだ関係値としてはそんなに深くないじゃないですか」(早見さん)「全然仲良くなさそうな2人です」(松村さん)「ゆっくり己の心を明かすシーンがあるじゃないですか」(早見さん)「ありますあります!」(ハリウッドザコシショウさん)「あそこよかった!」(松村さん)「俺も好き!」(ハリウッドザコシショウさん)「私も好きです」(松村さん)「そこ見るしかねーぞオメェら!」(ハリウッドザコシショウさん)とわいわいと盛り上がり、推しシーンは全員一致だった模様。どのシーンだったかはぜひスクリーンで確かめてみてください。
プレデターといえば高度科学技術を駆使することでも知られるが、なんと今回は【AI】を使用し「バッドランドを生き残るのはどのコンビ!?サバイバル診断」と題し、3人の相性を分析しました。
今夜結成したばかりのザコシ×さゆりんごコンビは相性度68%。【論理<ノリ。ツッコミ<リアクション。もはや戦略より勢いで生き残るタイプ。バッドランドでは奇跡的に生存する可能性あり。互いにボケが強すぎるため、世界が混線します。】という分析には会場からも笑いが。ハリウッドザコシショウさんは「この数値はいいのか悪いのかわからない!」と戸惑いを見せたものの、松村さんは「運がいいってことなんですね」と語るとハリウッドザコシショウさんは「運は大事だからね。運がないと掴めるものも掴めないから」とさすが芸能界の先輩の顔を見せるが、MCから「最後まで楽しんで散っていけそうなコンビですよね」と言われると「散るっていうなよ!」と鋭いツッコミを見せていました。
さらに、早見×ザコシコンビの結果は41%。【言語処理スピード:早見10/ザコシ2波長の違いは銀河級だが、噛み合った瞬間の破壊力はプレデター級。沈黙⇒爆笑⇒哲学、という予測不能な展開を示す】とのことで、「どこのAIだ!腹たつな!!」と、ハリウッドザコシショウさんは結果にご不満な様子。
最後に早見×松村の相性を調べると、まさかの最高値の87%という結果に!【テンションとテンポが絶妙に噛み合う高バランスペア。早見の冷静なツッコミにさゆりんごの自由奔放が映える。最悪の地でも笑いと共感で生き残る可能性高し】との診断結果に早見さんと松村さんは大喜び。松村さんは「めっちゃ相性いいですね!やっぱザコシさんすみません、(コンビは)解散でお願いします」とコンビを取って代わられ、ハリウッドザコシショウさんは「オイ!すぐ解散すんなよ!」と肩を落としました。
最後にこれから鑑賞する観客に「未熟だったデクがどんどんティアやいろんなものと出会って、成長していく物語なので、初めてのプレデター側の視点というものが新鮮なんですけど、プレデターらしいかっこいい戦闘シーンも盛りだくさんなので、ぜひみなさん新しい世界を楽しんでいただけたらと思います」(松村さん)「プレデターは1、2、VSとかあったんですけど、今までは人間が主人公だったんですね。プレデターが主人公って初めてですし、プレデターの背景も映し出されるのがいいですよね。そこも楽しめるのがポイントですね。」(ハリウッドザコシショウさん)「開始数分からプレデターの世界に引き込まれる作品。エル・ファニングさんが演じていらっしゃるティアもいろんな表情を見せてくれますので、ぜひご期待いただきたいです。吹替も最後の最後まで楽しんでいただけると嬉しいです」(早見さん)と三者三様のメッセージを送りました。
2025年、“最悪の地”バッドランドを舞台に描かれるのは、これまでのどの「プレデター」作品とも一線を画す、まったく新しいプレデターの物語。若きプレデター〈デク〉と、謎めいたアンドロイド〈ティア〉――極限の地で出会った2人がたどる運命とは?全てを凌駕する、新たなプレデターの伝説がスクリーンを支配します。
狩るか、狩られるか。すべてを飲み込む<バッドランド>が牙を剥く。ようこそ。“ヤバすぎる”世界へ──
『プレデター:バッドランド』は11月7日(金)世界同時公開。