エンターテイメント界に新たな歴史を刻む奇跡のプロジェクトとなる映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が、大ヒット上映中です。第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の最多3冠を獲得するほか、主人公マリアを演じるレイチェル・ゼグラーのナショナル・ボード・オブ・レビューでの主演女優賞受賞と作品トップ10への選出、ニューヨーク映画批評家協会賞での撮影賞受賞など数々の功績を残した本作。そして、現地時間3月27日(日)に第94回アカデミー賞の結果が発表され、アニータ役のアリアナ・デボーズが助演女優賞を受賞しました!
本年度アカデミー賞、アリアナ・デボーズが60年ぶりにアニータで【助演女優賞】受賞!!
映画界で歴史を創り上げてきたスピルバーグ監督が、“集大成”と掲げるほどの想いで挑んだ本作からは、華麗なダンスと迫力ある歌声で存在感を放ったアリアナ・デボーズが見事助演女優賞を受賞!リタ・モレノが61年版『ウエスト・サイド物語』で助演女優賞を受賞して以来、60年の時を経て同役“アニータ”で助演女優賞を受賞する快挙を成し遂げました。真っ赤なドレスに身を包んだアリアナは目に涙を浮かべながら登壇し、「アニータが“アメリカに居たい”と言った理由が分かりました。このような世の中でも、クィアの女性で、かつ、アフロ・ラティーナである自分でも、夢は叶うのです。それが今、本当に心強いです。すべての人々に感謝の言葉を述べる時間をとっていたら、次のアカデミー賞までここに座っていることになるでしょうから、それはやめときます。でも、一生に一度の夏を皆さんと過ごせたことは、とても光栄なことであり、感謝しています!スティーブン・スピルバーグ監督、ありがとうございました。また、リタ・モレノという神聖なインスピレーションを与えてくれる存在に感謝します。最後に、自分のアイデンティティを疑ったことのある人へ、これだけは約束します。私たちの居場所は本当にあるのです。アカデミー賞に感謝します」と、“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか”という本作に込められたメッセージに答えるかのように熱い想いを語り、並々ならぬ感謝を語りました。アリアナは今後マーベル映画最新作『クレイヴン・ザ・ハンター(原題)』への出演も控えており、本作を機に大注目されています。また、受賞式では様々な著名人からスピルバーグ監督へ向けたメッセージが話され、巨匠監督として敬意を持って紹介されたほか、主演のマリア役を務めたレイチェル・ゼグラーもプレゼンターとして登場し会場に華を添えるなど、『ウエスト・サイド・ストーリー』は“伝説のミュージカル”として大きな存在感を見せ、2022年にも映画界の歴史に名を刻みました。
受賞部門:助演女優賞(アリアナ・デボーズ)
そしてこの度、本作がディズニープラス「スター」にて3月30日(水)より見放題独占配信を開始することが決定しました。公開するとSNSでは「エンタメの世界最高峰!ハリウッド映画の底力に改めて圧倒されました」、「映像、音楽、魅せ方、演技、どれをとっても素晴らしい名作・・・!」と大絶賛の声が多く挙がり、2022年冬映画の大注目作品として大きな話題となっています。
“今”を生きる若者たちの禁断のラブストーリーを描くミュージカル・エンターテインメント、『ウエスト・サイド・ストーリー』。新たな感動を巻き起こす<伝説>のミュージカルが、ディズニープラス「スター」で3月30日(水)より見放題独占配信開始!
●アリアナ・デボーズ 受賞コメント全文
アニータが“アメリカに居たい”と言った理由が分かりました。このような世の中でも、クィアの女性で、かつ、アフロ・ラティーナである自分でも、夢は叶うのです。それが今、本当に心強いです。このステージに私を引き上げてくれたすべての美しい人々に感謝の言葉を述べる時間をとっていたら、あなた方は次のアカデミー賞までここに座っていることになるでしょうから、それはやめときます。でも、一生に一度の夏を皆さんと過ごせたことは、とても光栄なことであり、感謝しています。スティーブン・スピルバーグ監督、ありがとうございました。クリスティ・マコスコ・クリーガー、トニー・クシュナー、そしてリタ・モレノという神聖なインスピレーションを与えてくれる存在に感謝します。あなたのアニータが、私のアニータの道を切り開いてくれたのです。私はあなたをとても愛しています。そして、私の家族、母についてお話します。ママ、心から愛している。これはあなたのものであると同時に、私のものでもあります。
最後に、白いフォードフォーカスの後部座席に座るこの少女を想像して、彼女の目を見てみてください。そこには、芸術を通して人生の強さを見出した、有色人種のオープンリー・クィア・ウーマン、アフロ・ラティーナがいるのです。私たちはそれを祝うためにここにいるのだと思います。自分のアイデンティティを疑ったことのある人、グレーゾーンにいる人、これだけは約束します。私たちの居場所は本当にあるのです。アカデミー賞に感謝します。皆さんありがとうございました。