おしゃれスパイ危機連発
Caprice
フェミナ社の新「わきが止め」製法をライバルのメイ・フォーチュン化粧品に売り渡そうとしたパトリシアは、パリ警察のおとり捜査で逮捕される。当然、会社はクビ。社長のジェイソン卿からは「ヨーロッパでは同業に就くことまかりならん」と言い渡されるが、その直後メイ・フォーチュンの社長カッターにアメリカで働けばいいと雇われ、さっそくニューヨークへ。カッターの右腕クリストファーはパトリシアからフェミナの製法を聞き出そうとするも、パトリシアはジェイソン卿と密会、メイ・フォーチュンが開発した「泳いでも髪が濡れない新ヘアスプレー」の製法を盗み出すよう依頼される。開発したのはクランシー博士で、いつもそのヘアスプレーをつけている愛人スーの髪の毛のサンプルを取ろうとパトリシアは悪戦苦闘。彼女の後を追うクリストファーも実は二重スパイと分かる。スーのアパートに侵入してヘアスプレーを奪おうとすると、スーが麻薬を使用して倒れていた。実はパトリシアは麻薬捜査官で捜査中に殺された父親の足跡を負っていたのだ。クランシー博士の家族がスイスにいると知ったパトリシアはヨーロッパへ。偶然入った化粧品店で例のヘアスプレーと同じボトル「カプリース」を発見。開発したのはクランシーの母親のマダム・ピアスコだった。
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キャスト
リリア・スカラ, アイリーン・ツー, エドワード・マルヘア, リチャード・ハリス, ドリス・デイ, ジャック・クルーシェン, レイ・ウォルストン, マイケル・J・ポラード -
監督
フランク・タシュリン -
製作
アーロン・ローゼンバーグ/マーティン・メルチャー -
脚本
フランク・タシュリン/ジェイ・ジェイソン -
撮影
レオン・シャムロイ -
衣装
レイ・アガヤン -
音楽
フランク・デ・ヴォール -
字幕翻訳
杉山 緑 -
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