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「ミステリーの女王」と呼ばれ、革新的なプロットやトリック、人物描写で現在もなお世界的人気を誇る作家。
1890年、イギリス、デヴォン州のトーキーに生まれる。中産階級の家庭に育ち、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズに夢中になり、自身でも小説を書き始める。1914年、24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティと結婚。1920年、長編「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。たちまち人気作家となる。1928年、アーチボルドと離婚。1930年には考古学者のマックス・アローワンと再婚する。
「そして誰もいなくなった」をはじめ、長編、短編、戯曲など100作以上を執筆。エルキュール・ポアロ、ミス・マープルなど人気探偵キャラクターを生み出した。発行数はイギリスだけで10億冊、全世界で20億冊以上と言われる。その功績によって大英帝国勲章を2度授与された。1976年、死去。2020年の9月15日は、生誕130周年にあたる。また1作目の出版から、ちょうど100年を迎えた。日本でも9月には『ナイル殺人事件』の原作「ナイルに死す」の新訳版が早川書房より発売となる。
作品は数多く映画化され、『情婦』(57/ビリー・ワイルダー監督、原作は「検察側の証人」)、『オリエント急行殺人事件』(74/シドニー・ルメット監督、17/ケネス・ブラナー監督)、『ナイル殺人事件』(78/ジョン・ギラーミン監督)などが有名。1926年に彼女自身が起こした謎の失踪も『アガサ 愛の失踪事件』(79/マイケル・アプテッド監督)として映画化された。また戯曲の「ねずみとり」は、ロンドンのウエストエンドで1952年に初演され、新型コロナウイルスの影響で一時中断はあったものの、公演は継続予定で、世界最長の連続上演された演劇として知られる。
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オリエント急行の殺人
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原作
1934年に発表。
書籍情報はこちら
エルキュール・ポアロシリーズとしては8作目にあたる。
ミステリーの金字塔。
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映像化
『オリエント急行殺人事件』
ブルーレイ&DVD好評発売中
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ナイルに死す
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原作
1937年に発表。
書籍情報はこちら
エルキュール・ポアロシリーズとしては15作目にあたる。
クローズド・サークルものの傑作の一つ。
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映像化
『ナイル殺人事件』
2021年 劇場公開
公式サイトはこちら

